伝統

【発見】大人になって知る、ひな祭りの事実3つ

もうすぐ桃の節句の季節になりましたね〜
3月3日は、ひな祭りですよ!

先日、姪っ子ちゃんが書いた「ひな人形」の絵のちょっとした事から、、、
私の勘違い3つをシェアします。

1.お代理様(おだいりさま)は、お殿様の事だけじゃない!
2.ひな人形の左右って。。。
3.現代のひな人形

1.お代理様(おだいりさま)は、お殿様の事だけじゃない!

ひな人形は天皇と皇后の結婚の儀をベースとして飾られているそうな。 ふむふむ

そもそも内裏(だいり)とは、天皇の私的区域の名称らしいです。
ということは、お内裏様(おだいりさま)というのはひとりではなく、お殿様とお姫様のふたりというのが正解なのだそうです。

小さい頃に口ずさんだ
童謡「うれしいひなまつり」の歌詞で、
♪ お内裏様(だいりさま)と おひな様 ♪
♪ 二人ならんで すまし顔      ♪

この歌詞がしみついて、てっきりお代理様(おだいりさま)=お殿様って思い込んでたわ!!!

2.ひな人形の左右って。。。

基本的におひな様の左右は、お殿様から見ての左右なのだそうです。

●親王(お殿様・お姫様)
 =お代理様←さっそく使ってみるwww
関東雛(かんとうびな)
 …向かって左側が男雛で右側が女雛
京雛(きょうびな)
 …向かって右側が男雛で左側が女雛

●右大臣
♪ 赤いお顔の右大臣 ♪ 
右って言ってるだけに向かって右側に置きたいところだけど、、、
向かって左側が正解ってことですよね。。。

ややこし!!!!

ちなみに、京都市を地図で見ると、右側に左京区があり、左側に右京区が位置します。
これは平安京の内裏より天皇が見た(政務を行った)ということから、東が左となり西が右となったそうな。

ややこし!!!!

3.現代のひな人形

姪っ子ちゃんの書いた「ひな人形」の絵を見ていたら、、、
「あれ?女雛の頭飾り王冠になっない?」
「王冠じゃないんちゃう?」
「でも、実際の頭飾りって何やったっけ?」
っと思って調べていたら、現代にはプリンセスひな人形たる物が存在した。
ちゃんと王冠かぶってるんですよね〜。
そりゃ、プリンセスですもんね〜。

天皇と皇后の結婚の儀がベースになってるんだし間違ってはないよ。 うん。
現代に起こりうる”和洋折衷”ってやつですよ。 うん。
アナ雪とかプリンセス時代やもんね。
時代を感じるわ。。

ちなみに、女雛の頭かざりは、
平額(ひらびたい) 
業界用語では、玉櫛(たまぐし)
と呼ばれるんやってさ。

大人になると行事から疎遠になりがちやけど
コロナの今年は
「蛤(はまぐり)のお吸い物」と
「ちらし寿司」 を食べながら、
ひな人形が大好きやっだ事を思い出しつつ季節を味わいますか。

おしまい。